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初心者がDTMを始める際に有ったら便利な周辺機器【2021年版】

DTM記事 MIDIキーボード オーディオインターフェース スピーカー ヘッドホン

前回は初心者へDAWの種類と購入へのアドバイス、前々回はDTMを始めるにはMacかWindowsかという話をしてきました。

本日はDTMをするにあたって、PCとDAWの他にあると便利な周辺機器について紹介していきたいと思います。

基本的にPCとDAWだけで音楽制作は可能です。ただ、今回紹介する周辺機器を揃えることでより効率的に且つ、クオリティを追求するなら欠かせない機材となります。

定食で例えるならPCとDAWは「ご飯と味噌汁」といったところでしょうか。

今回紹介する周辺機器は「おかず」の部分にあたります。ご飯と味噌汁だけで基本腹を満たすことはできますが、おかずを何にするかで味やテンションに大きく影響がありますよね?そんなイメージです。

遅かれ早かれ、気になり始める時が来ると思います!

今回は私が実際に持っていて、使用したことのあるもののみの紹介をしていきます。
細かいところまで挙げていくとかなり色々あるので、時間が足りなくなってしまうのでw

では先に今回紹介する4つの周辺機器を挙げていきます。

  • モニターヘッドホン
  • モニタースピーカー
  • オーディオインターフェース
  • MIDIキーボード

です。

1、モニターヘッドホン

ただのヘッドホンではなく、「モニター」という言葉がキモです。

よくディスプレイなんかではお馴染みの言葉かと思います。

モニターヘッドホンとは?

普通のヘッドホンより「音の解像度」を重視した、原音を確認する事に特化した仕様になってます。

なぜ原音で聞く必要があるのか?それはミックスなど音のバランスを調整する作業をするときに荒い部分を修正していく必要があるからです。

例えば「重低音重視」みたいな表記を見たことがないだろうか?言葉通り、ヘッドホンの仕様上、低音をブーストしているので視聴可能となってます。

逆を言えば「原音の低音」を確認できないんです。これはミックスをする際には致命的です。

元から低音が強調されまくっているので、おそらくバランスよくしようと思うとかなり低音を削ることが想定されます。

そして最後に普通のスピーカーから聞いたら思いの外、低音がスッカスカになってしまった・・・などという事が考えられる。

ミックスをする際はなるべく原音に近い音で行う必要がある

それを実現するのがモニターヘッドホンです。

筆者の使用機材

「MDR-CD900ST」を使用しています。

理由は単純で、業界標準と言われるモニターヘッドホンだからです。とりあえずこれでいいやと買いました。

賛否両論ありますが、個人的な意見としては選び方は「自分の好きな物で一向に問題ない」と思います。好きなアーティストさんが使っているからだとか、もちろん実際視聴して気に入っただとか。

ただ、レコーディングエンジニアや常設スタジオに就職したい方はMDR-CD900STを使用して耳を慣らして置いたほうがいいと思います。

なぜならホントどこに行ってもあるモニターヘッドホンだからです。

低音が軽くて今の音楽シーンには適してないなど書かれている記事をよく目にします。

実際筆者も使って長いが最初の1、2年はあまりよく理解できませんでした。

ですがある日、EDMのミックスした時にスピーカーからの印象とヘッドホンで聞いた時の印象があまりにも違った衝撃がありました。

その時、本当の意味で「あ〜、この事を言ってたのか」と点と点が線で繋がった気がしました。

自分の中で明らかに耳の聞こえ方が良くなったと実感した瞬間でした。

また、MDR-CD900STが業界標準なのは日本だけのようです。

値段もどちらかというと一般的なヘッドホンよりも高額に設定されている感じがします。

購入するならケチらないほうが最終的に安上がりだと思うのでぜひ納得のいく選択を!

2、モニタースピーカー

先ほどのモニターヘッドホンに続き、今度はモニタースピーカーです。

モニタースピーカーとは?

これはモニターヘッドホンのスピーカーVer.と考えていただければわかりやすいと思う。

なぜブーストした音ではなく原音に近い音で聴かなければならないのか?理由もさっきと全く同じです。できる限り大きい音でミックスしたほうがよりよく聞こえます。

音量も「こんなに小型ボディでこんなに音出るの?」ってぐらい家で使うなら十分すぎます。おそらく日本家屋において、フルテンで音を出せる方が少ないと思います。

筆者の使用機材

筆者は「JBL 305P MKⅡ」を使用しています。

定番どころは「YAMAHA」「MSP or HS」シリーズかなと思います。

もともと「YAMAHA HS5」を使用しておりましたが、JBLの方が低音の効きが好みでした。フラットな音質なのはHS5の方かなという気がします。

なぜ買い換えたかというと、当時あまりにも金欠だったので血迷ってHS5を売却しましたw

でも後でやっぱり必須だよなということで再度買いました。

ベタですが、失ってからその重要性というものに気が付かされました。

その際、どうせなら違う製品買ってどのぐらい音が違うか聞いてみたいなと思い、あえて別製品を購入しました。

特段、筆者は耳に自信があるわけではないですがそんな筆者でも明らかに違う!と体感できました。そのぐらい結構音変わります。

当然、これが良いとか悪いではなく、そういう物だと言う事です。結局は好みだという風にご理解いただければと思います。

3、オーディオインターフェース

DTMや音楽に触れてこなかった方はほとんどが「?」な製品かと思います。かなり奥が深い製品です。

オーディオインターフェースとは?

とんでもなく簡単に言うと、ギターの音やマイクで声を撮る時などPCに取り込む際に必要になる機器です。少々お堅く言うとアナログ信号をデジタル信号に変換し、PCなどに取り込む機器です。

では生音をレコーディングしない人はいらないのか?そんなことはないです。

実は大概のモニタースピーカーはこれがないと接続できません。

冷静に考えてみればPCにはギターのシールドやマイクのキャノン端子を挿入する端子はありません。ですので、このオーディオインターフェースを中継器としてPCに音を取り込むという仕組みを作ります。

現在のサウンドクリエイターや作曲家にはある程度のミックス能力は求められる時代です。遅かれ早かれ、モニタースピーカーは欲しくなると思います。その際にセットでほしくなると思います。

ある意味、オーディオインターフェースは基本的にDTMをする上では必須と言っても過言ではないと思います。

お値段は仕様やどこまで音に拘るかでかなり差があります。

筆者の使用機材

筆者が使用しているのはUniversal Audioの「Apollo Twin MKⅡ」という機種です。

以前は他社のを使用してましたが今のところUniversal Audio一択という感じです。理由はこれといって別に不満がないからです。

おそらく、特段何もなければこれからも後継機種などを使用していくことでしょう。かなりユーザー数がいるメーカーの機種ですのでQ&Aなんかも割とすぐ見つかる印象です。

一時期ThunderboltというMac専用端子のみ対応だっということもあり、Windowsユーザーより圧倒的にMacユーザーが多い気がします。

これまたスペックや音質が値段で違うのでたくさん悩んでみてください!

4、MIDIキーボード

個人的には必須なのですが、最近始めた人や作るジャンルによってはいらないという方も増えてきているみたいですね。ちょっと驚きです。

MIDIキーボードとは?

モノ自体は一見、キーボードなのですがこれだけでは音は出ません。DAWの音源と連動して音を出すということになります。つまり、見た目はキーボードなのですがドラムの音を出したりギターの音を読み込めば出せるという代物です。

鍵盤数が違ったり、鍵盤だけでなく多機能なスペックを詰め込んだり、鍵盤のタッチ感が違うなど意外と深いです。

他にキーボード状ではないですがMIDIパッドというものもあります。

理屈は同じで、主にリズム体を打ち込むときに使われたりします。あとはライブで使ったりする人もいます。

DAWによってはPCのキーボードを使用してMIDIの打ち込みも行えるのですが、レンジ(音域)が狭いのでリアルタイムで打ち込みを行いたい方や耳コピなどで音を追っていく時にはかなり便利な機器です。

筆者の使用機材

「KORG taktile 49」です。

今では生産終了となっていますが現役でまだまだ使えている代物です。

なぜこれをあまり買ったか覚えていないですw確かMIDIキーボードを探していてちょうど新発売で出たからとかだったはずです。あどパッドの緑がかっこいいとか、大して深い理由はないです。

パッドやフィジカルコントローラーが付いてますが、実際はほとんどキーボード部分しか使ってません。たまにモジュレーションホイール触るかなぐらいです。

個人的にKORGの鍵盤タッチが好きです。結構メーカーごとに特徴があるので、ずっと同じメーカー使っている人なら「利き鍵盤」できるんじゃないですかね?そのぐらい違います。

頻繁に買い換えるような物でもない気がします。実際自分もこのMIDIキーボードを8年ぐらい使ってますが買い換える予定は今のところないです。

まとめ

今回紹介した4つはほとんどの人が使用していると言っても過言ではないです。むしろ一個も持っていない方を探していくほうが難しいかもしれないです・・・。

今回はサクッと紹介しましたが、一つ一つ細かく紹介するとなると実は1つの記事(動画)になるぐらい、かなり深い物です。

今回の内容は下記の動画でまとめてYouTubeで解説してます。

次回は音楽業界でもちょいちょい議論に上がる「作曲をする上で音楽理論は必要か?」というテーマで語って行きたいと思います!

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