DTMerに適した部屋づくりとは?防音部屋について学ぶ
DTMerであるということは、常に音質にこだわりを持って挑みたいものです。筆者もいつも心がけております。
その一つとしてミックスをするだとか、プラグインを購入するということも選択肢としてあります。
ですがしっかりと自分のDTM部屋の環境や鳴りを整える方が10倍大事だと筆者は考えております。
音源や生楽器(ピアノやアコギなど)を常に最大限に生かせる環境でないといけません。
9月はDTMerに向けて部屋づくりのコツや音質について綴っていきたいと思います。
本日はあなたは自分の部屋をどれだけ把握しているかという初歩的なところから参ります。
この記事の目次
部屋を把握する
当たり前のようなことかもしれないですが、実は一番大事なことだと筆者は考えております。
例えば下記のような要素が考えられると思います。
- 何畳の部屋に住んでいるのか?
- 建築構造
- ちゃんと音を出せる環境か?(どこに住んでいるか)
- 賃貸なのか分譲 or 持家なのか?
などです。
詳しく1つずつ解説していきます。
何畳の部屋に住んでいるか?
部屋の大きさは非常に大事です。
なぜなら、モニタースピーカーを選択する際の基準になるからです。
部屋が広いのに小さいサイズを選んだり、小さい部屋に規格外のサイズを用意したりと本当に初歩的なことです。
そもそもモニタースピーカーというのはそんなに頻繁に買い換えるものではないと筆者は考えております。
できれば天井までに高さとかも把握できればいいかなと思うのですが、そこまで間取りを正確に提示する不動産もあまり多くない印象です。
よって、まずは何畳に自分が住んでいるかという事は最低限把握した方がいいです。
建築構造
建築構造には主に3種類あります。
木造(W造)、鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)と呼ばれるものです。
筆者は建築のプロでは無いので、具体的なプロセスは割愛させていただきますが、防音性に関して言えば(鉄骨)鉄筋コンクリート造一択です。
鉄筋コンクリート造(RC造)は、コンクリートを流し込んで造られるため隙間ができにくく、防音性能が高いのが特徴です。
防音については、音を遮る「遮音」と、音を吸収する「吸音」に分けられますが、コンクリートは密度が高いため、特に「遮音性能」に優れています。
この辺は後日詳しく解説します!
これから引っ越しを検討している人や、音漏れで悩んでいる人はぜひ物件選びの際に注目してみてください。
ちゃんと音を出せる環境か?(どこに住んでいるか)
先に綴っている内容と重複するですが、いくら下調べしたところで結局ちゃんと音を出せなければ意味がありません。
逆に全然音出しに抵抗がない、問題がない物件にすでに住んでいらっしゃる方は先に綴っている内容をスキップしても概ね問題ないと言えるでしょう。
めちゃくちゃ羨ましい・・・。
賃貸なのか分譲 or 持家なのか?
くどいですが今回の内容は要約すると「ちゃんと音を出せる環境を整えよう」ということです。
これもかなり重要です。
なぜなら必要に応じて部屋をカスタマイズできるからです。
賃貸だからと言って全くできないわけではないですが、やはり躊躇なくできる幅が違うと思います。
例えば吸音材を貼るときは引っ越す時に剥がせるようにマスキングテープをあらかじめ貼って・・・など工程や考えることが多いです。
分譲や持家なら自分の好きなようにできるのでいいですよね!
お金が許すなら防音スタジオみたいに工事ができる部分もアドバンテージがありますね。
都内でDTMやるとなると大概賃貸なのではないでしょうか?
実際、筆者もそうです。
まとめ
というわけで短いですがこのぐらいにさせていただきます。次回からは具体的な部屋づくりの方法について綴っていきたいと思います。
ではまた!