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DTMでMIXがうまくできない!上達する為に必要な努力と方法は?

DTM記事 ミックス

DTMerの方々であれば遅かれ早かれ、MIXは避けては通れない道だと思います。
ですがクリエイターのみなさんに「MIX自信ありますか?」と尋ねるとほとんどの方が「No」と言うのではないでしょうか?
筆者も未だに研究中だし、まだまだだと思っております。
そんな筆者が現段階で行っている事、意識している事を記録として残す為とシェアの為にも今回の内容を綴っていきたいと思います。

MIXとマスタリングの違い


よく初心者の方でごっちゃになってしまいがちなMIXとマスタリング。
MIXとは簡単に言うと、楽曲自体の音量や楽器のバランスを整える作業、マスタリングとはアルバムなど数曲を収録する際に、各楽曲の音量やバランスを整える作業です。
基本的に作曲者が行うのはMIXだと思います。
1人で外注もせずにストリーミングで配信したりアルバムを制作しない限り、マスタリングをする事は基本的にないと思います。

なぜMIXが難しいと感じるか?

あくまで筆者の目線になりますが以下のような点から難しいと感じます。

  • 正解がわからない
  • 身近に詳しい人、プロがいない
  • ジャンルや時代によって全然音が違う
  • 機材が多い&高い
  • 勉強方法がわからない

以上です。
1つずつ解説していきます。

正解がわからない


おそらく今回の項目で一番、同感を得られると思います。
シンプルにゴールがわからないんですよね・・・。
「100Hz以下はカットして〜」となどよく見ますが、結局よくわからないんですよねw
そのぐらいMIXってシビアな世界です。

身近に詳しい人、プロがいない

身近な人にミックスエンジニアっていなくないですか?
音楽の業種でいろんなものがありますが、人口が少ない1つだと思います。
ホント、裏方中の裏方だと思いますし一般の人で「あ、今回は〇〇が携わってるんだ!」とかって聞いたことがないですw

ジャンルや時代によって全然音が違う


例えば昔から順にレコード→カセット→CD→配信(現在)と明らかに媒体が違います。
時代によってトレンドなスタイル、ジャンル、機材が必ずあります。
最近はほぼCDで曲を聴く事もなくなったのではないでしょうか?
ストリーミング配信で適切なMIXというのはCDの時代のMIXとは少し違うなど、勉強する事が多すぎです。
あとラックにアウトボードいっぱい敷き詰めてケーブルだらけ〜という時代もありましたが、今はPCとDAW、プラグインのみとミニマムに完結させる人もいます。
そう言う意味でも正解って初心者の方はわからないですよね。
筆者もわかりませんw

機材が多い&高い

どれもかっこいいし高いし、悩みますよねw
筆者もいつかアウトボード欲しいな〜とか、ごっつい設備にしたいな〜とか夢は膨らませています。
ですが高いし多いし首が回らなくなります・・・。
最初はとりあえずDAW内蔵の物でやってもいいのか、それとも最初から課金して追加音源使用した方が良いのかなど、マジでわからない事だらけです。

勉強方法がわからない


最近だとYouTubeでノウハウを公開する人もだいぶ増えました。
中には現役のプロが教えてくれたりもしてますよね。
ですが結局のところ最初に戻り、正解がわからないんですよねw

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解決方法

上記の内容を解決するための方法を筆者なりにまとめてみました。

  • リファレンス音源を選定する
  • 実際にエンジニアとして働いてみる
  • レッスンに通う
  • 経験を積むしかない

リファレンス音源を選定する


これは初心者の方でもできます。
自分が目指す楽曲をいくつか選んで、それに寄せていく事が上達に繋がると思います。
ジャンルによっても違うと思いますが、できれば最新の楽曲の方が良いと思います。
先ほども述べた通り、時代で音やMIX方法は間違いなく変わります。
あなたが昔っぽいテイストのMIXをしたいとか勉強したいとかであれば昔の曲を参考しても良いと思います。
ですが配信が主流の今に合わせるなら最新の曲を参考にする方が良いと筆者は考えております。
ちなみに筆者はバンドサウンドならONE OK ROCKのをリファレンス音源にしています。
すごく心地良くてバランス感もちょうどいいです。

実際にエンジニアとして働いてみる

力技になってしまいますが、実際に現場でアシスタントなどで経験を積むのも一つの手だと思います。
ですが将来的に作曲、アレンジャーで食べていきたいと思う人は注意が必要です。
MIXの経験を積んだり現場を知ることはある程度できると思いますが、半端な覚悟ではできない業種だと思います。
本来は作曲家になりたいのに、ひょんなことからエンジニアになっちゃいましたって事もあると思います。
※あくまでエンジニアを悪く言っているわけではなく、やりたい事と現実が異なってくるという事を言ってるまでです。

レッスンに通う


レッスンはお金がかかりますがその分、プロに教えてもらえます。
お金で時間を買うというのは決して悪い話ではないと思います。
むしろ初心者の方こそ最初のうちに方向性を決めたり、ある程度地盤を固めた方が良い方向に転ぶ可能性が高いと考えます。
0→1にする事がめちゃくちゃ大変です。

経験を積むしかない

色々綴ってきましたが、結局は曲を量産してMIXをたくさんするしかないです。
先ほどアシスタントとして働くと言いましたが、これは半強制的に現場で身を置く事で圧倒的に数をこなせる為です。
厳しい事を言うと知識ばかり蓄えても経験したり失敗をしないと、「正解」なんてわかるわけがないです。
筆者も一時期、全然わからずにました。
ですが下手でもいいからとりあえずやってみようと行動した結果、最近ちょっとずつわかってた気がします。
そして何よりMIXが楽しくなってきました!

筆者が使用しているプラグイン

筆者はiZotopeを使用してます。


正直、これだけでしばらく事足ります。
最初に良いのを買っちゃえば物欲も抑えられますし、1つの物をずっと使い続けることでそのプラグイン深く理解することができます。
ちなみにiZotopeは単品で購入するより圧倒的バンドルで購入した方が安いです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
初めてMIXに関して綴りましたが、改めて自分もがんばらなきゃな〜って思いました。
iZotopeめっちゃいいのでお世辞抜きにおすすめです!

ではまた!

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