初めて購入するプラグインおすすめは何か?その理由を解説します!
前回はプラグインとは何か?注意点や具体的な買い時について解説をしました。
いろいろな意見や見解があると思いますが、今回はソフト音源部門とエフェクター部門と筆者がおすすめするメーカーと具体的な音源を紹介します。
この記事の目次
初めてにおすすめのソフト音源
筆者の個人的におすすめ楽器は「ドラム」です。
ここでいうドラムというのは生ドラムの方であって、EDMなどで使うエレドラではございません。
ブッチきりでおすすめします!筆者がドラマー出身といういらない熱もありますが、そのわけを詳しく解説していきます。
なぜドラム音源なのか?
いくつもの楽器がある中、なぜドラム音源なのか?
それはクオリティが顕著に変わるからです。なぜ顕著に変わるのか?
ここからはあくまで筆者の個人的な見解になりますが、リズム隊が生っぽくなるだけでかなり楽曲自体の「打ち込み感」が消えます。
やはりリズムというのは「人間の本能的に刷り込まれているもの」だと筆者は考えております。
リズム隊というぐらいなので楽曲全体のノリや土台を支えているパートです。
そこが生っぽくなるだけでかなり雰囲気が変わりますですので、そこにリアリティを持たせる事で楽曲全体が絶対的に変わります!
じゃあベースは?と思った方もいるかもしれないですが、あくまで今回のテーマは「初めて購入する」という部分があるのでドラムを紹介した次第です。
基本的にベースも早い段階で手に入れた方がいいと思います!
実際、筆者も持っております。今は所持していないですが、ベースも弾いてしまう派です。
筆者のようにベースやギターは弾くけどドラムは・・・という人も多いと思います。
というよりDTMでドラム叩けて録音できる環境って羨ましい!
そういう意味でもドラム音源を最初に手に入れてしまうということをおすすめします。
最初はまず、付属の音源で打ち込みなどを始めると思います。
ですが、筆者は当初から違和感がありました。「明らかにこれじゃない!」感が強かったです。
その違和感をどこかに覚えながら制作を半年ほど続けていきました。
最初に購入した音源がNative Instruments(以下NI)のKOMPLET9でした。
総合音源と言われるジャンルで、「これさえ買えば大体の音源が手に入る」という物です。
ですが、それでも満足できずに「BFD3」というドラム専用音源を購入しました。
購入して打ち込みをした時の衝撃を今でも覚えています。
今では色々なメーカからドラム音源出てますが、筆者は未だにBFD3で打ち込みを行なっております。
生ドラムを必要としない人は何を買えばいいのか?
例えばEDMや、純粋なクラシック音楽となるともしかしたら必要ないかもしれないです。
クラシックに関してはスネアやパーカッションなど抜粋して使えるかもしれないですが。
「とりあえず何か欲しい」という感じなのであれば、筆者的にはKOMPLETEシリーズやSample Tankなどの総合音源をおすすめします。
かなりシェアを得ているソフトになるので、大体YouTubeやネットで使い方を調べるとヒットします。
初めてにおすすめの追加エフェクター
ちょっと前だとWavesのプラグインを紹介する記事やブログが多かったと思います。
もちろん現役のプラグインなので購入するのもアリかと思いますが、筆者が最初の購入でおすすめなのはiZotopeです!
ちなみに筆者も使用しております。まずデジタルで非常に見た目が良く、操作しやすいです。
また、この製品の特徴である「AIアシスタント」という機能があります。
この機能が他の製品には無いです。購入する際におすすめなのは「MPS4」です。
バンドルでいろんな製品がたくさん入ってます。正直、単品で購入するのは割高です。
あと定期的にセールを行っているので筆者的にはその時が狙い目です!
ちょっと傾向は変わって、往年の名機をモデリングした物を使いたいという方はUADシリーズがおすすめです。
テクノロジーの進化はすごいもので、実機を触ったことがある人も納得の品質です。
ただし、初心者の方はあまりそういう実機の音だとか需要というのがあまりわからないと思うのでまずはiZotopeおすすめです。
そして、いくら実機に似ているとはいえ所詮はデジタルという意見もあります。
実際、この辺は筆者もそうだなと思います。
実機はアナログなので良くも悪くも個体差というのが存在します。それが独特の味に変わるのでそういうのも実機の醍醐味です。
ですがお値段はかなり高いので、個人的にはエミュレートで十分かなと今は思っています。
実際、実機をあまり触った事ないですwすいません。
未だに実機(アナログ)にこだわる方がいるのはやっぱり音が違うんだと思います。
なぜiZotopeなのか?
音には好き嫌いがあるので何とも言えません。
筆者的にはそこでiZotopeをおすすめしているわけではありません。
操作しやすい見た目とAIアシスタントという機能があるからです。
やはりとっつき易いというはプラグインには重要な要素だと思っています。
特に初心者の方にとっては。そしてYouTubeでオフィシャルの解説動画を出しているのでわかりやすいです。
あとTwitterのオフィシャルアカウントがかなりアクティブですwちょっと面白いですw
今、最も勢いのあるメーカーとプラグインと言えるのでは無いでしょうか?
ぶっちゃけAIアシスタントってどうなの?
筆者的には「勉強」として使う事をおすすめします。
要は「信用のしすぎや多用は厳禁」ということです。
例えば今までミックス、マスタリングした事ないジャンルで「このAIはどういう提案をするのだろうか?」と初めにやっております。
まあ、初めだけとは言わずしばらくはそれをベースにして始めたりします。
初心者の頃って物差しが何もないので手の付け方がわからない人多いと思います。
まずは数をこなして、体に刷り込んでいけば、自ずと感覚は身についていくと思うので圧倒的おすすめです。
実際オフィシャルでもそういった形を推奨していたハズだったので(ソースを見失いましたw)
ぜひチャレンジしてみてください!
あと体験版もあるので、ここもポイントです。
まとめ
- 初めて買うおすすめ音源はドラム専用音源
- エフェクター はiZotopeから買おう
- アシスタント機能は過度に期待しない、多用しない
以上です!全然プラグインについて知らない方向けでしたが参考にしていただけたら幸いです。
次回は総合(マルチ)音源ってぶっちゃけ買いなのかどうなのかっていう事をメインに解説していきたいと思います。
ではまた!