楽譜のすゝめ!DTMerが楽譜を読めるメリットってあるのか?
最近筆者もそうなのですが、PC上で音楽制作を完結させることが非常に多くなりました。
一応筆者はギターやピアノを弾いたりするので、必要最低限の知識は頭の中には入ってます。
DTMのみで完結させる際に一見、無関係と思われる楽譜の読解能力ですが、筆者的には十分メリットがあると感じています!
今回はDTMerが楽譜を読めるメリットを解説していきたいと思います。
この記事の目次
楽譜って何?
吹奏楽などでよく見かける楽譜ですが、そもそも楽譜とは何でしょうか?
楽譜とは簡単に言うと演奏者への楽曲内での指示だと筆者は考えています。
もっと言うと、楽譜=音楽人共通のコミュニケーションツールだとも捉えられます。
細かいニュアンスが人それぞれ違うかもしれませんが、大枠はこんな感じだと思います。
楽譜にはどんな種類があるのか?
一括りに楽譜と言ってもいくつか種類があります。
例えば我々ギタリストになじみ深いのがTAB譜、バンドスコア。
ジャズであればリードシートやコード譜、クラシック音楽ならフルスコアなど。
日本独自の雅楽という音楽にも、それ特有の譜面が存在します。
楽譜の読み書きって難しいの?
楽譜の読み書きは楽典と言われる分野になります。
難しいのかと言われると正直そこまででもないです。
初めての人は抵抗を感じるかもしれないですが、3ヶ月もあれば十分マスターできるものだと筆者は考えております。
ちゃんと覚える意思があり、着実に学んでいけば誰でも覚えられます。
DTMerが楽譜を読めるメリットとは?
改めて、昨今はPC上のみで音楽制作を完結させる事ができるようになりました。
そんな中、楽譜が読めると具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
筆者的には主に以下のようなメリットがあると考えております。
- コピーに使える
- 譜面を作成して他人に配れる
- なんだかんだ譜面を見る機会が多い
- 音楽人の共通の会話に使える
1つずつ解説していきます。
コピーに使える
個人的にこれが一番でかいメリットだと感じております。
例えばスコアを購入してコピーをするとします。
そこからベースラインを打ち込んで「ここってこういう動きをしてるんだ」と理解することができます。
筆者もXJAPANのバンドスコアを購入してちょいちょいやってました。
ですが、これをしたいとなると記号や調号を理解したり、音符を読めないとこれはできません。
コピーというのは作曲の上達に欠かせないトレーニングだと筆者は考えております。
譜面を作成して他人に配れる
もしかしたら完全に個人制作のみの方は必要ないかもしれないですが、業界に入って音楽を本格的にやりたい人は譜面の読み書きは必須です。
なぜなら自分の曲をレコーディングする際に他人に弾いてもらう必要がある為です。
その際は作曲者が全て用意しておくことが多いです。
アシスタントに任せるという売れっ子作家も多数いますが、アシスタント志望の方は必須スキルです。
なんだかんだ譜面を見る機会が多い
もはやDAWにも譜面機能は当たり前になってます。
先ほど記述したようにアシスタントから下積みをする方は譜面は当たり前に読み書きできなければなりません。
音楽やってるとなんだかんが譜面を見る機会は結構多いです。
音楽人の共通の会話に使える
音楽人=譜面が読めるというのは一般の方からしたら常識みたいに思う人が多いと思います。
実際、全く読めない一流の方を探す方が難しいかもしれないです。
ごく稀に譜面読めないですがめちゃくちゃうまいプレイヤーもいます。
音源だけもらえれば全部耳コピってやっちゃうパターンですね。
音楽人同士だと日常会話はもちろんですが、リハーサルなどでも音楽用語が飛び交います。
一夜漬けで会得できるスキルでは無いので日頃から慣らしておく事が大事です。
まとめ
筆者の結論としては楽典を学んでおいて損は無いと思います!
最近ピアノを覚えようと必死なのですが、ハノンの譜面を購入しました。
初歩的な事が多いのですが、こういう時にもやっぱり譜面を読めるアドバンテージは感じました。
苦手意識がある方や今まで全く意識した事がない方は、是非この機会にマスターしましょう!
ではまた!