DTMにトラックボールは必須か?そのメリットデメリットを考えてみる
突然ですがDTMerの皆さんはマウスは何をお使いですか?
本日はこよなくDTMerに愛される、トラックボールの魅力をご紹介したいと思います。
実際に筆者も使用しているのですが、なぜDTMerがよくこれを使用しているのか?
その詳細を深掘りしていきます!
トラックボールとは?
トラックボールとはボールをコロコロと転がしてカーソルを操作する製品です。
そういう意味では機能自体はマウスと同じと言っても差し支えないでしょう。
また、製品によっては予めショートカットを記憶させておくことができて、作業の効率化を図ることに適しています。
では実際にメリット・デメリットを筆者の経験も込みで解説していきたいと思います。
メリット
いくつかありますが主に挙げられるのは以下の通りです。
- 手首の負担軽減
- スペースを取らない
- 好みのショートカットをカスタマイズできる
具体的に一個ずつ解説していきます。
手首の負担軽減
先ほども記述しましたがトラックボールはボールをコロコロをしてカーソルを操作します。
指先でコロコロすることでマウスを動かすときのように手首をシャッシャしないで済みます。
短時間なら正直全く問題ないと思いますが、長時間かつ、これからずっと作業をしていくと考えるとちりつもで体には負担になります。
早めに導入するメリットは十分あるかと思います。
スペースを取らない
これも先ほどの内容に付随するのですが、マウスを動かなさいので必然的に最小限のスペースで済みます。
作業スペースが十分に確保できない方にはすごくフィットすると思います。
好みのショートカットをカスタマイズできる
作業の効率化をする際に多用するショートカットをカスタマイズできます。
この機能はDTM以外のソフトにもかなり使える機能だと思うので嬉しいポイントだと思います。
デメリット
こちらも先にいくつか挙げてから1つずつ解説していきます。
- コロコロ操作に慣れが必要かもしれない
- 製品自体がめちゃくちゃあるわけではない
- 操作するソフトや用途によっては使いづらいかもしれない
コロコロ操作に慣れが必要かもしれない
マウスなどを今まで使用していた方からすると違和感があると思います。
筆者も最初は違和感がめちゃくちゃ違和感がありました。指先でコロコロさせる感じがどうしても慣れなくて・・・。
製品の選択肢がめちゃくちゃあるわけではない
あくまでマウスと比べればという部分はありますが、メーカーや製品は比較的に少ない印象です。
まあ、マウスが多すぎるというのもありますがw
とにかく、ここではそんなに選択肢はないですよということだけ覚えておいてください。
トラックボールは必須か?
結論、必須というわけでは全くございません。
むしろずっとマウス使っていた方は最初は使いにくいと思います。
2021年現在、多機能なマウスもめちゃくちゃ増えましたので、昔と比べると決して必須とは言えないと思います。
ただ、おすすめなのか?と問われたらそれは自信を持って「はい!」と言えます。
実際、筆者も使い続けています。
これに慣れてしまうとマウスでカーソルを動かすのが非常にめんどくさく感じてしまいます。
筆者が使い始めたきっかけは?
専門学校の常設スタジオにKensingtonのトラックボールがあったがきっかけです。
その後いろいろスタジオの画像など調べたら、ほぼどこのスタジオにもあるアイテムだったので憧れがありました。
要は格好から入りたかったという、単純にそれだけですw
ちなみにショートカットはあまり多様してません。
ほぼコロコロ目的で使用してます。
ちなみに購入当初、こちらの方が欲しかったのですが売り切れがず〜っと続いてたので赤いトラックボールの方を購入しました。
注意事項
この手の製品は基本的にドライバーをダウンロードしなければならないです。
あとMacOSは特に意識なければならないことがあって、OSアップデートで使えなくなることが多いのですぐにアップデートはしないなどは配慮が必要です。
筆者も実際それが原因で1年ぐらい使えない時がありましたw
常にドライバーのアップデートはセットで意識して使っていきましょう。
あと当たり前すぎますがWindowsとMac、ご自身の使用環境で使えるか必ず購入前に確認しましょう。
製品紹介
いくつかおすすめの製品をトラックボールとマウスタイプのトラックボールを紹介します。
先ほども記述しているようにあまり選択肢がないので大体、人と被ると思います。
ですが逆に言えばそれだけ浸透している製品ばかりなのでトラブルシューティングは結構探せば見つかると思いますのでこの機会にぜひ!
Kensington SlimBlade Trackball
筆者が実際使用している製品です。
故障は今まで一切ないです。
赤いボールで好みが分かれると思いますが、1つ目に自信を持っておすすめします
Kensington ExpertMouse
先ほどの製品と機能は概ね変わりないですが、少々上向きになっているのが特徴です。
先ほどの製品よりも早く発売された製品ですのでスタジオによく置いてある印象です。
ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール 無線 M575S Bluetooth Unifying 5ボタン
マウスタイプですが親指でボールをコロコロするタイプです。
お値段も比較的お得になってます。
いきなり切り替えるのはちょっとな・・・という方にも気軽に始められます!
Kensington Orbit Fusion ワイヤレストラックボールK72362JP
先ほどのは親指でコロコロするタイプでしたがこちらは人差し指と中指でコロコロするタイプです。
ロジクール MX MASTER 3 アドバンスド ワイヤレスマウス for Mac MX2200sSG Bluetooth 高速スクロールホイール 充電式 FLOW 7ボタン
個人的にちょっと気になっている製品です。
今回紹介したトラックボールとは違いまして、多機能マウスです。
ショートカットも組み込めるしホイールも横についているので相当使いやすいと思います。
リストレスト
トラックボールではないのですが、セットで使用している方が大半です。
リストの負担を軽減してくれるのでおすすめです。
実際筆者も使用してますし、そこまで高額製品でもないのでぜひセットで使ってみてください!
まとめ
結論としてご自身が使いやすい物を使うということでいいと思います。
筆者は完全に形から入りましたがwですが結果的に早めに使ってきてよかったなと思うことが多いのでぜひ使ってみてください!
ではまた!