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音楽理論覚えないと作曲はできないというのは本当なのか否か?

DTM記事 音楽理論

よくネット上や動画でも取り上げられる議題だと思いますが果たして真相はどうなのか・・・。

和声法、対位法、コード理論、楽典など。

音楽理論とは先人たちの知恵、必勝法だと筆者は考えています。

様々な考え方や要素を覚えていく事で楽曲の幅が広がると思う一方、「覚える必要無し!」という人も一定数います。

先に筆者の結論を言います。「あなたが天才でないなら覚えた方がいい」です。

いきなり「天才でないなら」と角が立つようなことを言ってしまいごめんなさい。

ここでいう天才の定義とは「理屈ではなく感覚的に音楽を作れたり音選びをできる人間」という風にさせていただきます。

今後話していく中で先に定めて置いたほうがわかりやすいと思いますので。

まずは覚えた方が良い派と覚えなくて良い派のよく目にする言い分をそれぞれ挙げていきます。

そして、それに対しての筆者の意見や経験を綴っていきたいと思います。

覚えた方が良い派の意見

  • いろんなジャンルに対応できる、レパートリーが広がる
  • 音楽に対しての知識が深まる
  • 耳コピや曲のアナライズをする時に便利

パッと思いつくのはこのぐらいでしょうか。

覚えた方がいい派の解説

ではまず先に覚えた方がいい派の意見の解説をしていきます。

上記で記載した内容はどれも合っていると筆者は考えております。

余談ですが筆者は専門学校や独学や音楽理論を身につけました。

とは言っても実質、卒業してからほぼ独学で会得しました。

本やネットで都度、壁にぶち当たった時に確認してました。

どんな人が覚えた方がいい?

大前提ですが、まずは音楽理論を学びたいという意思のある方です。

結局、覚えたくない人は別に覚えなくていい。それで良いと思います。

筆者的には覚えておいて損はないと考えているの是非覚えて見ることをお勧めします。

こんなのは教養の1つなので半年いや、3〜4ヶ月ちゃんと覚えようという意識で学べは必ず覚えられます。

覚えなくても良い派の意見

  • 理論に囚われて自由に曲が作れなくなる
  • 覚えなくても曲は作れる
  • 覚えるのが大変、めんどくさい

覚えなくても良い派の解説

賛否両論あると思いますが、筆者的にはいくつか言いたい箇所があります。

まず、「理論に囚われて自由に曲が作れなくなる」と言う部分です。

この手の話をする人はおそらく中途半端な知識しかない人なのかな?と思ってしまっています。

実際、筆者は覚えてからはレパートリーが広がったという事しか印象にないです。

例えば極端ですが、「ダイアトニックコード」「ダイアトニックスケール」などで終わってしまうと、かなり縛りプレイに感じると思います。

この理論がわからない方は今は気にする必要がないです。

その延長線に転調、テンションコード、サブスティテュートドミナント、モーダルインターチェンジ、リハーモナイズなど。

まだまだたくさんの応用があります。

それを知っている人からすると、音楽理論のせいで自由に曲を作れなくなるという議論に関しては「そんなことない」とはっきり論破される事でしょう。

2つ目の「覚えなくても曲は作れる」と言う部分に関しては、確かに一理あるかと思います。

例えばROCKなど、今までご自身が作ってきた既存の曲テイストしか作らないのであれば一向に構いません。

筆者もそう思います。

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ですが違うジャンルだとか、アレンジしたいだとかとなると応用力が求められるます。

そういう時はやはり他のジャンルを知る勉強が必要です。

特に作曲よりも編曲をする時に音楽理論を知っててよかったな〜と実感する時が多いです。

この辺は目標や前提でだいぶ「捉え方」が異なってくるので、一概に「音楽理論は必要ない!」と話始めてしまうのはあまりにも傲慢な気がします。

3つ目の「覚えるのが大変、めんどくさい」はすごくその気持ちわかります。

筆者も最初はそんな感じだったからですw

知らないことを覚えるってしんどいし、覚えたいのに難しくて覚えられない!というストレスも少なからずあると思います。

ですが、覚えることでの見返りもかなりデカいです!

ランニングコストって言い方も変かも知れないですが、全然元は取れると思います。

実際、覚えたことを後悔している人に出会ったことは1度もありません。

どんな人が覚えなくてがいい?

あまり多様なジャンルを作らないだとか、今のままで十分だ!と言う方は焦って覚える必要はないと思います。

結局は「覚えようと思う動機やタイミング」待ちな気がします。

筆者が音楽理論について思うこと

冒頭でもお話ししましたが音楽理論とは先人たちの知恵、必勝法だと筆者は考えています。

そう考えると覚えない選択肢はありません!

バッハやベートーヴェンあたり、いやもっと古い時代から研究されてきました

おそらく当時は「音楽」と言うよりも「音」の研究といったほうが正しいかも知れません。

100年、200年後には今の常識が非常識になっている可能性だって十分あると思います。

それは音楽だって例外ではないと思っております。

ある日突然ガラッと変わることはないかも知れませんが。

まとめ

何度も言ってますが、筆者の意見としては音楽理論覚えましょうと言うことです。

じゃあいつ覚えれば良いのか?

それは「覚えたい時が覚え時」だと思います!「鉄は熱いうちに打て」とはよく言ったものです。

逆に興味がないものを今からやりましょうと言われても「う〜ん」って感じですよね?

それであれば覚える必要はないと思います。

ですが遅かれ早かれ興味が湧く日が来るだろうと筆者は考えております。

次回予告

いかがでしたでしょうか?

今回はいまだによく議題に挙げられる話題を取り上げてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

そう遠くないうちに「音楽理論講座」的なのもやりたいなと思うのでぜひブックマークとチャンネル登録お願いします。

今回の内容は下記の動画で詳しく語っておりますのでぜひご覧ください↓

https://youtu.be/bHBND-NNMm8

次回はLogic Pro Xの使い方を超初心者の方へ向けて1曲仕上げるところまで複数回に分けて紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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