DTMをするにあたって楽器は弾けた方がいいのか?ぶっちゃけ必要ない?
昨今のDTMは本当に技術が向上しました。
そして昔と比べると安価になり、初期から一緒に付いてくるプラグインも豊富になりました。
あとDAWソフトによって、昔は得意分野のジャンルや使い勝手があったのですが今はだいぶ差がなくなりました。
どれを買っても決して間違いではないと言えるようになりました。
楽器が楽器が出来なくても作曲できるのですが、未だに楽器は弾けるべきだという意見も多いです。
今回は忖度なく、そんな内容を筆者の経験談と考察から解説していきます。
この記事の目次
筆者は何かプレイできるのか?
ずっとこのブログをご覧になっている方ならご存知かもしれないですが、筆者はギターが弾けます。
あと現在MIDIキーボードでピアノの練習をしています。
なぜギターを弾いているのか?
きっかけは作曲をする為でした。
コードを弾ける楽器を練習した方がいいとどこかで聞いた記憶がありました。
最初はピアノを練習したのですが、なんかしっくり来なくて・・・w
結局中途半端でやめてしまいました。
ギターも最初は全然で、挫折してしまいそうになりました。
ですがピアノよりもコピーしたい曲が多く、気がついたらコードだったり指もだんだん動くようになっていきました。
ぶっちゃけ弾けた方がいいのか?
結論、絶対弾けた方がいいです。
もちろん筆者はギターが弾けるので、弾ける側からの意見になりますが。
そのメリットや恩恵を十分に感じているので今はピアノ(鍵盤)を弾けるようになろうと努力してます。
多少時間がかかっても会得する価値は十分あります。
なぜ弾けた方がいいのか?
筆者が主に思いつく点が以下の通りです。
- 作業効率が上がる
- 音がリアルになる
- プレイヤー目線で音の組み立てができるようになる
- 楽しい
1つずつ解説していきます。
作業効率が上がる
ノートをポチポチ打ち込んでいくよりも、リアルタイム入力でレコーディングしていった方が早いです。
これはシンプルにわかりやすいですよね。
もちろん、楽曲を練習する時間は必要ですが。
音がリアルになる
ゴーストノートという言葉をご存知でしょうか?
簡単に説明すると実際鳴っている音だがほぼ聞こえないぐらいの音の事です。
ドラムやベースなど、リズムのグルーヴを生み出す際に欠かせない要素です。
小さい事なのですが、こういう小さな積み重ねがサウンドにリアリティを与えます。
楽器を弾くと必然的にこのゴーストノートも収録できるのですが、ノートでポチポチ打ち込みをする際はわざわざそれを打ち込まないといけません。
これが非常に手間です。
プレイヤー目線で音の組み立てができるようになる
DTMはよくも悪くもPCのみで完結することができます。
ボカロ曲でボーカルがたまに無理がある音域や跳躍をする曲がありますよね?
ボカロだからできるのであって、生身の人間ができる事とできない事が生じてしまう可能性があります。
決して否定しているわけではないのですが、ギターや他の楽器でも同様の事が言えます。
そういう点だとプレイできた方がプレイヤー目線で楽曲を作成できると言えるでしょう。
ギターでいうと、ボイシングが独特なので鍵盤上だけで考えてしまうとどうも違和感が出てしまいます。
つまり「ギターは弾けるが鍵盤で打ち込んだ」と「ギターが弾けないから鍵盤で打ち込んだ」だとワケが変わってきます。
楽しい
個人的にこれが一番です。
弾けるように努力をするのは大変ですし、弾けないストレスも時に伴うでしょう。
ですがそんなことはどうでもいいと言えるぐらい楽器は楽しいです!
筆者はギタリストですが他の楽器奏者も同じことを言うのではないでしょうか?
プレイできるようになるのにおすすめの楽器は?
DTMをするという前提だと、ぶっちぎりでピアノです。
打ち込み作業をだいたいの人はMIDIキーボードで行うのではないしょうか?
指がスムーズに動くことでデメリットはほぼないですし、手軽に始められます。
筆者的にはできれば49鍵盤以上は最低欲しいかなと思ってます。
それ以上はご自身の環境やニーズに合わせてご自由に!
クラブミュージックメインの人は?
いずれにしても鍵盤メインでなくても弾けて損はないかなと思います。
ただ88鍵盤とかでなくても49鍵盤とか、それ以下でも卓上に置いておくとなにかと便利だと思います。
あとクラブミュージックメインの人はMIDIキーボードは使用しなくても、MIDIパッドは使用すると言う人多いですよね!
まとめ
弾けなくてもDTM自体は問題なくできます。
ですが今回の結論として弾けた方がいいと思います。
もし毛嫌いしてそんなの眼中になかったって人はこれを機会にぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
そんなに高い物でもないので手軽に始められます。
もしハマったら別の楽器に手を出してみたり、高い楽器買ってみたり・・・。
これだから音楽はやめられない。
ではまた!