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DTMを始めるパソコンはMacintoshとWindowsどっちか?【2021年版】

DTM記事 パソコン(PC)

DTM(Desk Top Music)とはPCなどを使用して自宅で手軽に音楽制作ができる環境のことです。
初めての人でもインターネットで色々調べていけば、誰でも簡単に手に入れることができる素晴らしい時代です!
だが実際、導入するにあたって「DTMをするのにPCはMacintosh(以下Mac)とWindowsどっちが良いのか?」と悩むのではないだろうか?
その辺の解説をDTM歴約8年の自分自身の経験と、周りの知人のからの話を色々踏まえて綴っていきたいと思う。

筆者の環境とその理由


自己紹介でもないが、自分の制作環境はiMacを使用してます。
専門学校に入学する際にiMacを購入しました。
DTM歴=Mac歴と言ってもよいだろう。
なぜMacを使用しているのか?
それは専門学校がMac専用DAW(Digital Audio Workstation)ソフトをメインに教えていた為です。
絶対にMacを買いなさい!と強制されたわけではないですが、どうせならと思い入学前に購入したことがきっかけです。
実際、学校にWindowsのノートPCを持参している生徒もいましたしDAWソフトもバラバラでした!
実はまだ現役でその時購入したiMacを使用してます。
そろそろ10年目になるので買い換えたい・・・。
ちなみにMac専用DAWソフトという部分で察しのつく人もいるかもしれないが、
自分は「Logic Pro X」をメインにして日々制作してます。サブは「Studio One5」です。

WindowsとMacのメリット・デメリット

それではDTMをする上で具体的にどちらかのPCをチョイスした時に考え得るメリット・デメリットをまとめていきたいと思う。

まずはMacから

Mac メリット

  • 見た目がかっこいい
  • ドライバーを別で入れる必要が原則ない
  • 定期的に新製品が出る
  • 未だに業界でかなりシェアされている

Mac デメリット

  • 自作できない
  • Windowsと比較するとコスパ悪いかも
  • フリープラグインがWindowsと比較すると少ない

次にWindows

Windows メリット

  • Macと比較するとコスパがいい
  • 自作できる
  • どこにでも売ってる

Windows デメリット

  • 基本的にドライバーインストール必須
  • スペックの選択肢が多くて初心者はチョイスに悩むかも
    (ただ見方によっては強みにもなる)

コスパという部分に関しては一つ最近気になるところがある。
同スペックならMacは高い、Windowsの方が安いとよく言われる。
だがAppleが最近開発した「M1」というチップの登場でもしかしたらそれが変わるかもしれないのだ。

今までよりも理論上、かなりハイスペック且、安いからである。
じゃあMac一択じゃん!という声が聞こえてくる。
ですが、あまりにも最近出たばかりということもあり、まだ音源を出しているメーカーがそれに適用するようにまだ開発段階ということです。
未だに世間では「Intel」が主流だがそう遠くない未来、「Mシリーズ」のCPUが認知されていくことでしょう。
ちなみにRosetta 2で大半のソフトは稼働するらしい!そんな検証動画もいくつかあるので参考までに。

これがオフィシャルで対応したらと思うととんでもない代物ですね・・・。

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結論

筆者が思う結論としては、正直どっちでも良いです!
本当にお好きな方、導入しやすい方でいいと思います。


ひと昔前はMacのみでしか対応していないソフトがかなり多かった印象があります。
ですのでクリエイターがMac一択だったのはうなずけます。
ですが今はWindowsと使用できるソフトという面では大差無いのでWindowsという選択肢も大いにありだと考えます。
しかもフリープラグインのラインナップはWindowsに軍配が上がると思います。
MacとWindows両方使いたい!といった欲張りさんはMacを購入して、仮想空間やBoot CampでWindowsを入れることができます。
自分はWindowsでどうしても使いたいフリープラグインがあり、このスタイルで使用しています。
個人的は意見をあえて言うと「Windows」です。
なぜなら色々な面で手軽だからです。
ですがいくつか注意事項を最後に述べていきたいと思う。

PCを選ぶ際の注意事項

2点あります。ここでの注意事項は「スペック」や「どの機種を買えばいいか」などではないです。
1つ目は「個人で楽しむのか?それとも業界に入ってプロとしてやっていきたいか?」という事です。

個人で楽しんだり、他人とデータ共有をする予定がない場合はWindowsで全く問題
ありません。ですが音楽業界人とデータ共有をしたり、互換性を持たせると
いう事でいうとMacの方が有利かもしれない。
何故なら未だに音楽業界ではMacユーザーが多いからです。実際自分も専門学校に行った時、学校のPCは全てMacでした。予め、Macに慣れておいた方がいいよという事だったのかもしれません。そういうわけで自分はこれからも半永久的にAppleと一心同体となるでしょう。もうMacに慣れてしまったので・・・w
余談ですがApple純正のアプリは買い切りが未だに多いので、そういう意味ではコスパいいです。また、業界に就職したいという事なら予めその会社が何のPCを使っていてどんなソフトを使っているかというのを強く意識したほうがいいです!
2つ目は「周りに教えてくれる人がいるかどうか?」です。個性を出して人と被らないものがいい!だとか思わず、DAWソフトや機器をチョイスする際は「定番」と呼ばれるものを購入することを強くお勧めします。
基本的にまだまだマイナーなジャンルなので情報量が限られます。
ですので悩みを解決する知恵袋は多い方を選択した方が当然多いです。自分のYouTubeではこれから初心者に向けたLogic Pro Xの解説をしていきますので乞うご期待!

まとめ

  • 音楽業界を意識するならMacどちらでも好きな方を買えばいい
  • 完全に個人利用ならWindows
  • どちらでも好きな方を買えばいい

次回は上記の内容を踏まえた上で具体的にどういうDAWソフトが自分には合っているのか?チョイスすべきなのか?
という部分を解説したいと思います。

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