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Logic ProからStudio Oneに乗り換えて良かった事とは!?その理由を解説します

DAW DTM記事


長らくLogic Proをメインで使用していたのですが、Studio OneにメインDAWを変更しました。
Stuido Oneって今最も勢いのあるDAWの1つだと思います。
筆者の様にLogic ProからStudio Oneに乗り換えようしている方や、他のDAWからStudio Oneに乗り換えようとしている方の参考になれば幸いです。

筆者のDAW遍歴


メインはずっとLogic Proですが、実はStudio OneとPro Toolsも割と初期から持っていました。
ちなみにPro Toolsは11を使用していましたが、現在のPCとOSの互換性が無くなり、現在は使用できない状態です。
Studio Oneはマスタリングする時用にStudio One4 Professionalを導入しました。
基本的に常にアップデートはしてきたし、メインDAWに全然なり得る状況ではありましたが、なんだかんだ入っているだけとなっていました。

なぜLogic Proを使っていたのか?


筆者は専門学校を出ております。
その学校指定のDAWソフトがLogic Proだったわけです。
ですのでこだわりとかではなく、単純に流れ的にそうなっただけです。
とはいえ基本的に文句は無いし、Macをずっと使っているので問題も無いです。

Studio OneをメインDAWにした理由は?


理由はたった一つでVSTを使用できる為です。
具体的にはCeVIO Pro(仮)のボカロを使いたかったのです。
Logic ProはAUしか読み込めないのです!
AUには対応していないのでどうしようかな〜と思っていたのですが、「そういえばStudio OneってVST使用できるんじゃないっけ?」と思い出しました。
そしてちゃんと設定したら読み込みを開始し、無事に使えました!
それから曲を作るメインDAWをしばらくStudio Oneにして使用してると「あ、なんかいいかも!」と思い、現在も使用し続けています。

Logic Pro からStudio Oneに変えて良かったこと


筆者の主観的に良かったなと思うのは以下の通りです。

  • VST&AUが使える
  • CPUの負荷が少ない
  • 見た目の色をカスタマイズできる

1つずつ解説していきます。

VST&AUが使える

先ほど解説した通りLogic ProはAUしか使えないです。
最近の有料音源はVST、AU、AAXほぼ対応しています。
とはいえ、現在でも少なからずVSTのみとかも未だにあります。
そこで互換性がないDAWだと諦めるしかないです。
ですがStudio OneはAUとVST両方に対応してますので、これで問題はバッチリ解決できました。
有料ではありますがあらゆるプラグインフォーマットに対応したソフトがあります。
藤本健さんのサイトで詳しく解説している記事があったので併せてこちらもご覧下さい。

CPUの負荷が少ない

Studio Oneの大きな魅力として、CPUの負荷が少ないというのがあります。
確かにこれは実感できました。
パフォーマンスモニターという表記でCPUの稼働を確認できるですが、Logic Proの時より負担が少なかったです!
低スペックなPCで作業している人は十分導入する価値があります!

見た目の色をカスタマイズできる

Logic Proも多少はいじれるのですがStudio Oneは外見の色をかなり変えることができます!
これって欲しい人には結構重要な機能です。
色味で個性を出したいとか、自分のイメージカラーがあるなど。
デフォルトの色もシックでかなりクールなのですが、明るいイメージにも簡単にできます。
あとプリセットも豊富に用意されてるので飽きずに使えそうですね!
デフォルト

プリセット

Logic Proの方が優れていた点

使っていく中でLogic Proの方が優れた点がいくつかありました。
これも個人的な部分がありますが以下の通りです。

  • 操作感の慣れ
  • 楽器をアイコンで把握できる

もしかしたらもっと使っていくと見つかるかもしれないですが、今のところはこんな感じです。

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操作感の慣れ

これは完全に主観の意見ですが、長らくLogic Proを使用していたのでもうちょっとだけStudio Oneに慣れる必要があると感じています。

楽器をアイコンで把握できる

トラックの横に楽器のアイコンを入れることがLogic Proはできます。
トラックを小さくすると楽器の名前が消えてしまうのですが、アイコンはちゃんと残ります。

これって地味にありがたい機能だったなとStudio Oneを使用してて気がつきました。
楽器のアイコンを見ると反射的に楽器を把握することができるのです。

Studio Oneはどのグレードを購入するべきか?

この記事をご覧になっている方は、これから導入を検討している人もいるかもしれないです。
Studio Oneには無料版のPrime、下位版のArtist、上位版のProfessionalの3つがあります。
詳しくはこちらの比較表をご覧ください!

Studio One Professional

予算に余裕がある人は間違いなく最初からProfessionalでOKです。
悩んでいる時間がもったいないのですw
クロスグレード版もあるのでそういった方も導入しやすいと思います!

Studio One Prime

予算がない、あるいはお試しで試したい人はPrimeでいいでしょう。
そして普通のDemo版と違うのが、お試し期間が設けられていない事です。
これって結構すごい事です。
ただ良くも悪くも無料なので当然機能が一部に限られていますので、いずれ有料版を購入した方が賢明かと思われます。

Studio One Artist

一言で言えばArtistってStudio Oneならではの機能が使えないってイメージです。
例えばショーページやDDP書き出しができないなど、その他もろもろ。
あと付属音源がProfessionalよりも少ないですが、AUやVST読み込みができるのでサードパーティー製の音源は使えます!
というわけで基本的な機能だけでOKという方、有料音源そろってるので付属音源ほぼ使わないですって方は、もしかしたら良いかもしれないです。

結局DAWって何が正解なの?

あくまで筆者の意見ですが、「これが正解」という選択は無いと思っています。
しかし強いて言うなら「あなたが使いたいと思うDAW」が正解だと思います。
というのも今のDAWは昔と違って「このDAWじゃなきゃダメ」という特化した機能に大差が無いです。
ただPro Toolsは未だにどのスタジオでも使用されている為、そういう商業スタジオに勤めたい人はPro Toolsを使えるようになっておいた方がいいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
まだまだ勉強することが多いですがこれからも日々精進していきます。
みなさんはどんなDAWを使用していますか?

ではまた!

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